理想の人

それは誰かと聞かれれば
もちろん蒼だと答えるだろう
その答えが、どんなにおかしいか
自分にはわかっていなかったのだけれど


今先輩がいるのに蒼が理想なんて変だ、と
友達はそう言った
確かに、私は変だと思う


でも、誰が蒼になれるだろう
誰が蒼との出来事を塗り替えてくれるだろう
そんな人がくるまで、
心の中の蒼の居場所がなくなることはない


さすがにもう、先輩と蒼を比べたり
蒼の思い出に浸ることもないけれど
でもいつだって心のどこかでは蒼を求めてる


誰だったら比べるのか、というと今は蓮だ
なぜか蓮のことを考えると蒼と比べてしまう
あまりに似ているからなのか
違う部分を見つけて蓮を遠ざけようとしているのか
理由はわからないけれど
蓮と蒼を比べてしまう


蒼は、私の理想なんだ、たぶんいつまでも

FORD

すきなものをただなんとなく

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